校長あいさつ

ご 挨 拶

  

 暖かな春の風と満開の桜の中、江田島小学校の令和6年度がスタートしました。

 4月8日には、37 名の新1年生を迎え、全校児童 210 名と、教職員28名でのスタートです。 昨年度は、新型コロナウィルス感染も収まり、教育活動も元の姿を取り戻し、学校創立150周年記念事業等も予定どおりに実施することができました。

 こうした行事や教育活動を通して、子供達と笑顔に満ちた感動を共有することができ、あらためて、子供達にとって必要な教育活動について考え、見直すことができました。 

 本校の学校教育目標は、「まっすぐ しなやかに ねばり強く」です。 この目標には、これまでの学びをつなぎ、ともに創造しようとする児童を育成したいという考え方が根底にあり、教職員の願いがこめられています。 さらには、自分の夢や目標に向かってまっすぐに、色々な人の気持ちや思いも受け入れながら、粘り強く最後まで物事をやりきれる児童を育てていきたいという願いも込めて、設定しています。

 本校の教職員は、授業をはじめ、学校のあらゆる活動を通して、こうした力が育成できるよう、プロ意識を持ち、全力で丁寧に指導いたします。 授業では、「他者と協働し、主体的に学び続けることができる児童の育成」を目指して、基礎学力の定着はもちろんのこと、日々の授業において、子供達が主体的に学べるようにしていきたいと考えています。 

 また、今年度からコミュニティ・スクールを導入し、これまで以上に保護者・地域と一体となって子供達を育む学校を目指し、未来ある子供達をたくましく育ててまいりたいと思っています。

 さらには、「さとうみ学習」にも力を入れ、本校の教育環境の強みを生かしたカリキュラム開発に力を入れるとともに、児童のよさを多方面から伸ばすため、「チーム担任制」や「教科担任制」の考え方に基づいた取組を前進させていきたいと思います。

 今年度も江田島小学校へのご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

                                令和6年4月   校長  山近 宏